『はるのやまは ザワザワ』
春をかんじてめをさましたこぐまの”グルル”
おかあさんとおいしいハチミツをさがしにでかけます。
おがわは とけた ゆきが
ザアザア ふとく ながれる
ふきのとうが ググっと のびる
やまめも パシャッと とびだして
ちいさな むしを たべるんだ
みみをすましてごらん…きこえてくるよはるのおと・・
あたたかくなった山では、たんぽぽがパッパと咲きだし
ミツバチがブンブンみつあつめ。
耳を澄ますと春の山はいのちの音であふれています。
冬枯れの山で始まる絵本は、最終項で、うれしく歌っている
春の山になります。
春の声を聞きに行きたくなります。