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11月 絵本の紹介

「もりのかくれんぼう」
末吉 暁子 作    
林 明子 絵

11月  絵本

公園でおにいちゃんと遊んだ帰り道、近道をしたおにいちゃんをまねっこして、
生垣の下をくぐって通り抜けた妹のけいこ。
やっとの思いで通り抜けた生垣の向こうは、見たことのない大きな森の入り口です。
金色にけむったような秋の入り口です。
心細くなったけいこは、大声で歌い始めました。

  ちかみちほそみち
  もりのみち
  こわいかな こわくない
  どこまでいっても
  もりのなか
  だあれもいない
  もりのなか
  こわいかな こわくない

すると男の声がして、どこからか金色の男の子が現れました。
名前は『もりのかくれんぼう』
けいこは、もりのかくれんぼうと森の動物たちと、森の中でかくれんぼうを
はじめました。

秋の森の中に、溶け込むように動物たちが隠れています。
あっここにいた!!と見つけた時のうれしさは大人も楽しめます。
秋を感じワクワク、森の遊びを体験できる、楽しい隠し絵の仕掛け絵本です。
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