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11月 季節の挨拶

11月 霜月  ~神楽月・雪待月・仲冬~

11月 霜月  ~神楽月・雪待月・仲冬~

秋も本番から晩秋へと移り変わるころとなりました。
街路樹のイチョウも色づきを深めてきました。
山の畑では、サンキライやムラサキシキブの赤やムラサキの実が寂しげな色合いの中に鮮やかで嬉しくなります。
黄色く色づきかけているみかんは。まだまだ陽の光をあびて美味しくなるように枝にしっかりついています。
熟して地面に落ちている柿は、小さな虫や鳥のごちそうになっていました。
柿を食べた虫たちは、栄養満点で寒い冬を乗り越えることでしょう。
山の木々も紅葉を始めています。タイミングを逃さないように、紅葉狩りに出かけたいですね。

11月は、子どもの成長を願う『七五三』参りがあります。
神社では、晴れ着や蝶ネクタイの凛々しい子どもたちを見かけます。
また、23日は1948年に定められた勤労感謝の日です。
以前は、『新嘗祭』という祭日でした。
多くの人が農業ををしていた時代、穀物の豊作に感謝して神様に、その年に
採れた穀物をお供えする祭事でした。
今でも伊勢神宮をはじめ、各地で行われています。
新嘗祭という言葉もあまり聞かなくなってきていますが、昔の人々が自然や神に
感謝してつくられたさまざまな行事は大切にしていきたいものです。

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