「ひとあし ひとあし
なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし』
レオ・レオニ
谷川 俊太郎 訳
コマドリが、ちいさなしゃくとり虫をみつけました。
食べられそうになったその時、しゃくとり虫は「ぼくはいろいろなものを
はかれるから、食べないで」と言いました。
コマドリは、自分のしっぽをはかるように言います。
こうしてしゃくとり虫は、何度も食べられそうになりますが、”はかる”
ことで、難をのがれてきました。そして最後に測るのは、、、
コラージュで描かれた鳥や草木は柔らかく一緒に草原にいるようです。