夏休み、おじいさんのうちをおとずれたぼく。
おばあさんを亡くしたばかりのおじいさんは、降るような星空の下
星の話を聞かせてくれた。
深く蒼い表紙を開くと、帯に「この本の開き方」の説明文
お話を読みながら、横へ上へどんどん開いていくと満天の星空が、現れます。
おまえたちは ちきゅうにただいきているんじゃない
だれもが じぶんのほしを もっているように
いつも うちゅうとつながっているんだ
たくさんのひとたちが ほしになっておまえをみているんだ
おじいちゃんとぼくの後姿が印象的な心温まる絵本です。
宇宙の広がりを感じるこの絵本は最後には、
縦120センチ 横85センチ に広がります。
北野武氏初めての絵本作品です。